さらに「みすまる産業」の本社と香南工場の内部を追う
「職場環境」と「工場にせまる」のページでは、それぞれ本社および柞田/香南工場の各部屋や
仕事場を中心に、画像を用いて紹介を行いました。
しかし、画像の中には当社社員が写っていないものもあり、
どんなふうに働いているかを把握いただくには情報量が少なかったのでは、と思います。
また、逆に「室内に社員の写っていない風景の画像があったら見てみたい」というお声もいただきました。
そこで、ここでは社内外の様々な方面からのお熱いリクエストにおこたえして、
当社社員の仕事の風景等をバッチリ掴める画像を集めてみました。
当社の全拠点中、規模のトップ2となる本社と香南工場にて、
その奮闘の日々を切り取ったフォトグラフの数々、とくとご覧くださいませ。
①本社の仕事の風景
【距離の近い経営陣】

役員室では、専務取締役および常務取締役のデスクが置かれ、経営や事業に関する各種の報告・連絡・相談、稟議関連の事前説明や調整等が行われます。相談時以外のフリータイムでは扉は常時開放しておりますので、社員との距離は近く、臆せず入室いただける環境です。
【どんなときも笑顔を忘れず】

本社営業部での仕事の一コマです。担当させていただいているお客さまは、中国・四国エリアだけではなく九州エリアにも及びます。4人の営業担当でお応えしていくのは、なかなか大変な面もあります。しかし、どんなときもくじけず、へこたれず、笑顔で頑張っております。
【経験を活かすということ】

当社の事業は製造業ですが、「受注生産」という形態をとっている以上、繁忙期と閑散期の波があります。業務部(事務担当)は、繁忙期/閑散期のいずれの時期においても、ミスや滞りが無く情報伝達や手配等を完遂できるよう、臨機応変な対応が求められます。イレギュラーな受注については、経験がものを言います。基幹システムから提供される過去実績のデータもある程度の参考にはなりますが、やはり最後は「あの時、どんな理由でどのように乗り切ったか」の経験が決め手となります。
【安定した出荷のために】

業務部(倉庫担当)も、当然ながら繁忙期/閑散期の波を受けます。入出荷の荷物の多い時は特に大変です。そのタイミングは急遽、突然やってくることも。各々の荷物の入出荷日時を念頭において、出荷場のどのエリアにどの荷物を配置するか、荷物の数や総量も計算しながら行動します。
【裁量のある仕事】

品質保証の業務は、サンプル品の検品作業が主体となり、その数の多さゆえに没頭してしまうことも。1日の業務にメリハリをつけるため、同一の試験に長時間かけるのではなく、ある程度のところで切り上げ、同時進行で他の試験も進めるというスケジュールで動いております。
【みすまるの学び舎】

時折行う研修は、受講者の経験・スキル・知識に差があるため、初めての人にもきちんと伝わるように説明することを心掛けております。スキルというものは、研修を受講する(インプット)だけではなかなか身につかないので、普段の仕事でどのようにして活かすか(アウトプット)も意識した内容としております。
【みすまるの学び舎PARTⅡ】

講師役T「…ということ、わかりましたか?」 受講者G「〇〇が✕✕なんですよね?」 講師役T「いやいや、〇〇は△△だから□□というわけで…」 受講者G「あっ!だから〇〇が●●なんですね!」 講師役T(漫才なら、100点満点なんだけどなァ) ※会話内容はフィクションであり、普段は真面目に研修を行っております。
【営業担当 横のつながり】

営業本部の拠点は3つありますが、地理的に遠く離れており、普段の業務ではなかなか顔を合わせる機会はありません。しかし、東京支店と大阪支店の営業担当はお客さまの工場内立ち合いや研修等で本社に出張する機会もあり、そこで交流をはかることができます。
【ブレイクタイム】

部門の壁を飛び越えての交流も活発であり、時折、こんなふうに雑談することもあります。これは本社における例ですが、他の拠点でも変わりありません。画像をみているだけで、個性豊かでユニークな会話が聞こえてきそうです。
【ブレイクタイムPARTⅡ】

業務担当G「みなさん、好きなスイーツは?」 人事担当T「ケーキ」 営業担当F「プリン」 営業担当G「アイス」 業務担当G(マカロンって言おうかな…) 人事担当T(実はショコラも好きなんだよな…) ※会話内容はフィクションです。
【ブレイクタイムPARTⅢ】

人事担当T「迷ったなら、スイーツバイキングに行くべきかも」 営業担当G「同じ食べ放題なら、スイーツより焼肉の方がいいっス」 営業担当F「そうなんですね」 業務担当G「ふ~ん…」 人事担当T「…誰と一緒に行くか、が大切だろうね」 ※会話内容はフィクションです。
【製造本部長への報・連・相】

現場事務所は製造本部の役職者(主任以上)の基地。製造本部長や管理職からの指示とそれに対する各種報告、生産計画担当者への相談事、制服や現場の備品の手配、現場からの連絡を受けての対処等、1日での人の出入りの激しいところです。次々と入ってくる配下の方からの報告に、適切な指示を行います。時にはこうして成果物の現物を直接確認して、指示を出すことも。
【印刷室:印刷機上層からの景色】

グラビア印刷を行う印刷機が巨大な加工機械であることは、他のページでお見せした通りですが、アングルのパターンは少なかったと思います。今回、追加で撮影したのは、上下層の2層構造である印刷機の上層に上り、印刷室を見下ろした景色です。この1枚で印刷室の広さ、印刷機の大きさ、距離感が実感できます。
【現場の相棒 ハンドリフト】

原反および製品のロールは大きさ・重量的に、人力のみで持ち運ぶことが不可能。よって、当社のどの製造工程においても、ハンドリフトは欠かせません。加工機械にセットしたり、加工の終わった製品を回収したり、色んな場面で現場作業員のパートナーとして大活躍します。
【祖国ベトナムからはるばると】

本社工場の印刷係では、ベトナムからの技能実習生も受け入れており、未来の技術者としての育成を始めております。真面目な人、勤勉な人、いざという時に思わぬ力を発揮する秘密兵器タイプの人等、日本人スタッフと同じく個性豊かな人ばかりです(画像に写っているのは、当社に所属する技能実習生のうち、一部の方です)。
【縁の下の力持ち】

印刷機のオペレーションも大変ですが、安定した作業遂行のために欠かせないのが準備。印刷機は使用する色数だけユニットを設定する必要があるので、その数と同数の版とインキ、ドクター刃(版に付着した余分なインキを削ぎ落すための刃)等の準備が必要となります。画像はドクター刃の準備を行っている風景です。オペレーターが安心して使えるようにするために、入念にセットします。
【魅せるカラーデザインのもと】

軟包装資材製造の初めての案件でのハードルのひとつは、調色です。お客さまのご要望通りの色を表現するための試行錯誤は、言葉では言い表せないものがあります。ですが、一度作成した色はCCM装置に記録することで、次回からは短時間で再現することができます。
【ラミネート室:束の間の静寂】

仕事中は慌ただしいラミネート室ですが、タイミングを狙って人のいない状態での撮影に成功しました。これも今までお見せできなかった風景です。巨大なドライラミネート機と製品等との無機質なコントラストがたまらないこの1枚、いかがでしょうか。
【仕事人のなせるわざ】

同じ製造第1課でも、ラミネート係(本社ドライラミネート)の仕事は、印刷係の仕事とは別の大変さが。「準備(原反や接着剤のセッティング)~ラミネート機操作~加工済の品を取り外す」の一連の動作を1日に何度も繰り返すことになるので、常に段取り良く、考えて動かなければならない仕事です。画像ではオペレーターが1人で作業を行っていますが、随時、(画像には写っていない)先輩社員のフォローがあります。
【1人1台での仕上げ】

スリッター係のオペレーターは、他の係のオペレーターとは異なり、完全に1人あたり1台の加工機械が割り当てられております。即ち、ある程度はオペレーター自身の裁量で仕事を進めることができるのですが、その分責任も重大。取り間違いや設定ミスの起こらないよう、細心の注意を払って進めます。
【ものづくりの要】

本社の製造部において、スリッター係は印刷係の次にメンバーの多い係。加工だけではなく、検品機を用いて、不適合がないかどうかのチェックを行う役目も担っております。印刷係とラミネート係に次いで、ここでしっかり検品することで、不適合品の流出を未然に防ぎます。
【自動化も抜かりなく】

2024年5月に自動包装機が導入されてから、当社の包装作業の効率は大幅に向上しました。従来の人力での作業では均等な包装技術が求められ、かつ重いものを持ち運ぶため、作業員への負担も少なくありませんでした。これらをオートメーションできるというメリットは大きく、今では当社に無くてはならないものとなりました。
【新たな機械をあやつる】

当社としては初めての試みだった自動包装機の導入ですが、マシンオペレーションに長けた担当者が自由自在に操り、自動化の推進に一役買って下さいました。当社が「人」を重視していることの意味が、ここでも表れていると言えます。
【自動化、そしてライン化】

自動包装機の導入に伴い、スリッター室~梱包室にベルトコンベアーも設置。スリッター室においては中心を突っ切る形で設置されており、隣の梱包室まで包装のためのライン化が実現。設置時にスペースについてあまり悩まずに済んだのは、元々室内において十分な広さが確保されていたからこそです。
【生産性を極限まで追及!】

本社の製袋係は、生産性向上と無駄なコストカットに対し、特に心血を注ぐ集団。最適な手順の追及は勿論、オペレーターのその時その時の立ち位置や動き方、原反フィルムや完成品、そして作業で用いる備品・消耗品の置き場まで、1分たりとも無駄にせず計算し尽くして、不適合品・ロスの削減を実現。後は将来、メンバーチェンジがあっても同様のパフォーマンスを発揮できるようにすることが課題です。
【ぼくらは1人複数台】

製袋係のオペレーターは1人で複数台の製袋機を担当。画像からも把握できますが、製袋機は出で立ちからして無骨。取っつきにくいイメージはありますが、その分細かな調整がしやすく、製造で不具合が発生しても運用(オペレーターの知恵と努力)で解決できるケースも多いのです。
ここまでが本社の風景でした。
細かいところまでお見せしましたが、やはり実際にお越しの上、ご自身の目で見て、感じていただきたいと思います。
工場見学はいつでも歓迎!是非お越しくださいませ。
②香南工場の仕事の風景
香南工場の統括役

香南工場の事務室は、業務部および現場の役職者(主任以上)のデスクがあり、本社の事務室を規模縮小したような形になります。ある程度は独力で進めるだけの機能を備えておりますが、イレギュラー時等、必要に応じて本社業務部や総務・経理部がサポートを行っております。
フォークリフトの匠

製造業の構内作業者として勤務される方は一般的に、安全上の観点から、フォークリフトの巡回・作業パターンには特に気をつけなければなりません。巨大な加工機械や設備等の配置の関係で、構内作業者の作業スペースが狭いと、フォークリフトの運転で接触・衝突事故の発生する可能性が出てくるからです。
安全・安心を心掛けて

ですが、当社の場合は十分過ぎるほどの作業スペースが確保されておりますので、フォークリフトの運転者も構内作業者も、余裕をもって作業にあたることができます。もちろん油断は禁物なので、常に周囲に気を配りながら、安全第一で運転します。
香南専属の品管担当

香南工場には品質管理担当も専属で在籍しております。本社品質管理室より規模は小さいものの、必要な検査を行うための機器・装置は一通りそろっております。香南工場長の指示、本社品質管理室のサポートを受けながら、いかにして不適合品・ロスを削減していくかの対処案を考え、工場内に共有します。
未知なる解決策を求めて

定期的に開催されるミーティングでは、香南工場内の役職者・キーマンが集結。重大クレームが起こった時は、他人事ではなく自分自身の問題としてとらえ、皆で解決策を考えます。ミーティングで決定した新ルール、解決策や防止策は、出席者を通して配下の方に伝えられます。しかしながら、上手く伝わらないこともあり、その本質や真意を的確に伝え、全員が同じ方向を向いて仕事に取り組むことの難しさを痛感します。
環境にやさしいラミネート

環境にやさしいラミネート加工を実現する、ノンソルベントラミネーターは、(2025年現在)1台のみ所有。もちろん最初から1人で全ての操作を行うのではありません。2人体制で進め、操作や進め方でわからないところは先輩社員に確認しながら進めます。
スリッター機も完備

加工機の数は本社工場より少ないながら、スリッター加工も対応可能。エリアとしては製袋機一連と同フロアにありますので、繁忙期でもスムーズに作業を行えます。
目立ちまくりのアイツ

このような、珍しい色合いの筐体のスリッター機も所有しております。このスリッター機は香南工場の製造現場出入口の直ぐ近くに設置されており、目立つので否応なく注目を浴びます。
ワイドでラージな製袋エリア

香南工場の核とも言えるのが製袋工程。特徴的なのは、本社と三島工場の製袋室に比べ、このエリア全体が「ただただ広い、開放的」ということ。製袋としてのエリアは2つあり(内、1つはスリッターエリアと共用)、「まだまだ加工機械を増設できる?」と思わせる余裕すら見えます。何はともあれ、その広さを実感いただける画像を複数枚用意しましたので、ご堪能ください。
座り仕事の製袋補助員

製袋補助員の方の仕事風景です。画像からお分かりの通り、座り仕事となります(注:もちろん1日中ずっと座っているのではなく、立つシチュエーションもあります)。製造業の工場でライン製造作業に着手されたご経験のある方は、この「(現場仕事で)座れる」という事実に様々な思いを張り巡らされるかもしれません。おかげ様で、このポジションは求人募集を行うと、多くの女性の方からご応募いただけております。

いかがでしたでしょうか。
香南工場は製造拠点としては成長期。
着実に規模は大きくなっており、もっともっと多くの方に勤務いただきたいと思っております。
新しい仲間も随時募集中!
高知県にお住まいの方、高知県ご出身の方、
高知県外からUターンやⅠターンを検討中の方、まずはお気軽にご連絡くださいませ。