各部門の紹介

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①当社の組織体制について

みすまる産業の組織体制は、お客さまからご用命をいただき、
製品仕様等の調整からご契約・受注までを担当する「営業本部」、
工場内で実際に製品づくりと出荷を行う「製造本部」、
海外拠点の統括窓口である「国際部」、
当社経営をサポートする所謂管理集団「総務・経理部」の4つの部門に大別され、
内「営業本部」と「製造本部」は、各々複数の部署で構成されます。

組織図(2パターン)はご覧の通りで、製造本部の製造現場は、
課単位と工場単位での、2つの分別の考え方があります。

②各部門について

それでは、当社の各部門・部署をご紹介していきます。
(「営業本部」「製造本部」「国際部」については、部門長からのご紹介文もありますので、全体としてどのような部門であるか、合わせてご確認いただければ、幸いです。)

取締役営業本部長 尾藤 知重

(1)営業本部

営業本部は、営業活動を通じてお客さまや当社の問題点を解決し、企業価値創出を行うことを担っている、総合窓口的な部門となります。

仕事内容は軟包装資材販売に関わる受注活動、納期管理、伝票管理業務に新規投資案件のリサーチ業務等、多岐にわたっており、社内・社外を問わず多くの方との折衝・調整が発生します。
お客さまからのご用命には、心を込めて対応させていただきます。

そして、私たちと一緒に働いてみたいという方も募集中です。営業は活動範囲が広く、独り立ちするまでに多くの学びと実践が必要になります。
よって、入社後早期に一人で活動することはありません。先輩社員が同行して問題解決にあたりますので、営業が未経験という方も安心してご応募ください。お待ちしております。

【本社営業部】

本社営業部はその名の通り、本社工場内に設置された営業部隊です。場所柄、営業本部内で唯一、製造本部(主に業務部)と直接、対面で折衝のできるチームとなります。

担当エリアは四国地方はもちろん、中国地方や九州地方、場合によってはさらに東の方面のお客さまを担当させていただくことがあります。

当社と古くからお付き合いさせていただいているお客さまからのご用命の機会も多く、時間をロスすることなく製造本部と調整することが可能。よって、製造進捗の状況把握が早く、さらに回転率を上げることで、売上および粗利増大に向けて知恵を絞っております。

【東京支店】

当社の営業戦略上、今後の事業拡大に向けて、重要な拠点となるのが東京支店です。場所は東京浅草橋と、JR東京駅からさほど離れていない場所にあり、東西南北のどの方面に向けてもアクセスは抜群。関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)と北関東(群馬、栃木、茨城)のお客さまをメインで担当させていただいております。

受注を増やすためには、この東京支店の体制強化が必須であり、営業担当も増強中。メンバーは四国出身者が在籍していれば、現地の関東出身者も在籍しており、様々です。なお、本部長尾藤のデスクも、東京支店内にあります。

【大阪支店】

大阪支店は東大阪市長田にあり、最寄り駅である長田駅から下車1分という、アクセス良好な場所にあります。明るく、広く、日当たり良好なフロア内で、少数精鋭ながら営業活動に取り組んでおります。

基本的な担当エリアは関西一帯(大阪、京都、兵庫、奈良)ですが、和歌山や三重、愛知のお客さまを担当させていただくことも。

関西エリアは、関東エリアに次ぐ大きな市場です。
よって大阪支店においても東京支店同様、受注を増やすべく、営業担当の増強を行い、ベテラン営業担当がマンツーマンで育成を行うことで、次の事業展開に備えております。

取締役製造本部長 鈴木 啓司

(2)製造本部

製造本部は、製造第1課(印刷係・ドライラミネート係)、製造第2課(スリッター係・製袋係・サイドシール係)、品質管理室、業務部の、総勢100名で構成される部門となります。

部門の役割として、高品質・短納期で市場に対応した生産サービスを構築し、お客様のニーズにお応えすることを常に意識して、日々の生産活動に取り組んでおります。受注した商品は、必要な工程(印刷・ラミネート・スリット・製袋)を経て生産を進めてまいります。

品質を第一に考え、作業の安定と安全、生産性を考慮し、高いレベルで生産活動を実現させる為に、これまで蓄積した技術と品質をベースに、工程維持・改善活動、製造プロセス、作業方法、工程条件、品質確認、設備保全を定める事、逆に従来の方法に固着するのではなく、新たなイノベーションを起こす事で飛躍する事も忘れない、時代に合った部門を目指しております。

また、環境にやさしいものづくりを意識し、SDGs(持続可能な開発目標)にも取り組んでおります。

【製造第1課】

製造第1課では、印刷工程とラミネート工程(およびエージング)といった、製造工程の前半部分を担当します。印刷で使うインキの調色も担当しますし、製造の初期段階である分、印刷の柄抜けや異物混入、フィルムの巻きシワの発生等、不具合も起こりやすいため、品質管理で大きなリソースを求められます。

印刷機やラミネート機は大型の加工機械で、オペレーションは個人ではなく複数の人員=班単位で行います。
よって、ミスなく業務を遂行するためには技術も大切ですが、協調性やチームワークが大切です。

製造第1課の業務は求められるものも多く、日々対応していくことは決して楽なものではありませんが、その分、給与・処遇面でも技術手当の支給額を他の部課より大きな額に設定する等、そのご苦労に報いられるようにさせていただいております。

【製造第2課】

製造第2課のテリトリーは、製造工程の後半部分、スリッター工程や製袋工程といった、仕上げの工程となります。スリッター工程はロール品、製袋工程はその名の通り、製袋品として仕上げる工程です。また、お客さまに向けて出荷するために、梱包作業を行うのも製造第2課の担当です。

製造第1課との大きな違いは、工程中、有機溶剤の取り扱いを行わないところにあります。身体への負荷も小さく、ポジションによっては座り仕事もある等、黙々と作業に集中できる環境です。
そういった利点もあるため、製造本部の中でも、女性社員が多く在籍しているところが特徴です。

特に製袋工程についてはお客さまから営業本部を通じて「こんな形の袋はつくれませんか?」とのご意見・ご要望をいただくことも多く、当社のできうる限りの職人技で具象化・お応えしており、まさに製造本部の将来のカギを握っているとも言えます。

【品質管理室】

品質管理室は、お客さまに安全・安心いただける製品をお届けするために存在する、当社のものづくりのチェッカー、そして製造現場(製造第1課・第2課)のパートナー的なチームです。

その業務は、製造工程そのものの管理を行う「品質管理」、サンプルの検査の実施や各工程の記録、お客さまからのご意見・ご感想を基に、製造現場により良い製品づくりへのフィードバックを行う「品質保証」の、2つに大別されます。

製造工程中は、品質管理室によるチェックポイントが幾つか課せられており、ここをパスしなければ次の工程には進めません。
その高い管理力があって、2011年にISO9001(品質マネジメントシステム規格)の取得につながり、以後も10年以上維持し続けることを実現。
記録・調査と製造現場へのインプットだけではなく、製造現場が高品質な成果をアウトプットできるようになるためにはどのようにフォローすればいいかを考え、行動していくことが、使命であります。

【業務部】

業務部は、製造本部内における司令塔的存在であり、チームとしては事務担当と倉庫担当の2つに大別されます。
事務担当は、営業本部からの受注情報を基に、実際に製造現場がいつ・どのような工程を経て生産を行っていくかの指示を行ったり、生産の進捗等を確認しての納期調整、そして完成した製品の出荷指示を行うことがミッションです。
また、生産には必要不可欠な原材料や副資材の仕入、出荷に向けての物流業者様の手配も、事務担当の重要な役目です。

これに対し、倉庫担当は実際に調達されてきた原材料や副資材の受け取りと倉庫への格納、それらの取り出し~製造現場への移動、梱包状態の製品の出荷の段取り等、フォークリフト等を用いて「モノ」をしかるべき場所に動かし、管理することがミッションとなります。

さらに、両者に共通する業務は製品・原材料・副資材の在庫管理で、事務担当はデータで、倉庫担当は現物で管理し、部内全員で協力して照合・確認を行います。
業務部は営業本部と製造現場とを仲介する橋渡し的な存在であり、外部の業者様に対しての窓口でもあります。調整事項も多く発生しますが、各方面のご事情・ご都合やお立場を勘案しつつ、最良の着地点を模索し、決定していくことが求められます。

取締役部長 酒見 大和

(3)国際部

多くの場合、日本の製造業は、製造~販売という2次元的な営業を行っています。しかし、みすまる産業では、製造ー販売どちらの軸にも「海外」というベクトルを付け加え、3次元・4次元的な営業を目指しています。

海外と国内の自社製造拠点で製造したものを、海外の自社販売網で販売を行うだけでも、商品の開発・展示会等でも商品プレゼン・商談・物流の調整・リーガルチェックなど様々なことに気を配らなくてはなりません。また、今後はこれらのノウハウを生かして、さらに新しい分野へ挑戦していきたいと思います。

みすまるの国際事業は、まだ、その「緒」についたに過ぎません。皆さんのさらなる「好奇心」がきっとそれを、5次元・6次元的なものへと誘ってくれるでしょう。「∞の好奇心」渇望中!!

国際部は、日本の拠点を含み海外に点在する、みすまる産業グループのグローバルな拠点を線でつなぎ、総合力を発揮させるための司令塔の役割を果たしています。

デスクは大阪支店内にあり、少人数ではありますが、海外拠点の経営陣、および管理部門と連絡を取り合い、各拠点の事業の進捗状況の確認を行っております。
メールや電話等でのコミュニケーションで用いる言語は英語が中心であり、場合によっては海外出張も発生します。

時差や現地メンバーの文化・習慣の違いといった管理の難しさはありますが、業務を通して、国内では養えないグローバルな視点と洞察力が磨かれます。

(4)総務・経理部

総務・経理部は、全部門の中で経営陣に最も近い、総務・経理・人事・ITの管理専門の部署です。
お客さまや仕入先である外部の業者様との、お支払いや入金といった資金面の管理、当社の発展に欠かせない人材の採用や法令に基づく労務管理、テクニカル面はもちろん、マインドセット面でもしっかり育成を行うための研修の企画と実行、社員のモチベーションアップのための人事制度/福利厚生の整備に、今や業務を行うのに無くてはならないPC・システム面の管理等、多岐にわたっております。

他の部門が担当しない業務が、総務・経理部の担当業務となります。法令等の専門知識も必要で、それらの改正にも敏感でなければなりません。単なる事務担当ではなく、時代の変化にフレキシブルに対応し、当社をより良い方向に発展させていける推進力をもった組織でありたいと考えております。